「ビタミンDにはどんな効果がある?」健康や美容について調べていると、一度は目にすることのある「ビタミンD」。
骨の健康に関わる栄養素として知られていますが、実際にはどのような働きをしているのでしょうか。また、日光を浴びることで体内で作られるといわれる一方、食事やサプリメントから摂取する必要はあるのでしょうか。
今回は、日々のトレーニングを習慣にしているAFRODE CLINIC代表医師・道下将太郎先生に、ビタミンDの役割と、日常生活での取り入れ方について伺いました。
Q1. 毎日の生活で「栄養」をどう考えていますか?
記者先生は日々トレーニングをされていますが、ビタミンDについても意識していますか?
道下医師特定の栄養素だけを意識するというよりは、まず食事や運動、睡眠など生活習慣全体を見るようにしています。
ビタミンDもそうですが、「これを摂れば健康になる」という単純なものではありません。
身体に必要な栄養素を知っておくことは大切ですが、それを日々の生活にどう組み込むかという視点が重要だと思います。

Q2. ビタミンDにはどんな効果がある?
記者そもそもビタミンDは、身体の中でどのような働きをしているのでしょうか?
道下医師ビタミンDは脂溶性ビタミンの一つで、特にカルシウムやリンの代謝、骨の健康に重要な役割を持っています。
ビタミンDが十分に働くためには、腸管からのカルシウム吸収なども適切に行われる必要があります。
そのため、ビタミンDを考えるときには、単独の栄養素としてではなく、カルシウムなどを含めた栄養状態全体を見ることが大切です。
NIHの資料でも、ビタミンDの主要な役割としてカルシウム吸収と骨の健康が挙げられています。

Q3. 日光を浴びればビタミンDは作られる?
記者「ビタミンDは日光浴で作られる」とよく聞きます。
道下医師皮膚は紫外線の作用によってビタミンDを生成することができます。
ただし、どの程度生成されるかは、季節、時間帯、緯度、皮膚の色、年齢、衣服などさまざまな要因に左右されます。
そのため、「何分日光を浴びれば必ず十分」というように一律に決めることはできません。
また、紫外線には皮膚への影響もありますので、ビタミンDのためだけに過度な日光曝露をすることを勧めるものでもありません。

Q4. ビタミンDは食事から摂れる?
記者ビタミンDは食品からも摂取できますか?
道下医師はい。魚類などにはビタミンDが含まれています。特に脂肪の多い魚は代表的な食品源です。
食事から必要な栄養素を摂取することを基本にしながら、自分の食生活で不足しやすい部分がないかを考えることが大切です。
ビタミンDは自然に含まれる食品が比較的限られている栄養素でもあります。

Q5. サプリメントなら誰でも必要?
記者では、ビタミンDのサプリメントを飲んだほうがいいのでしょうか?
道下医師全員に必要というわけではありません。食事や生活環境、年齢、健康状態などによって必要性は変わります。
サプリメントは「不足しているかもしれないから、とりあえず大量に摂る」というものではなく、自分の食生活や必要性を考えて使うものです。
ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、過剰摂取にも注意が必要です。
Q6. SECRET RECIPEの「ビタミンD3」はどんなサプリメント?
日々の食生活を基本としながら、不足しやすい栄養素を補う選択肢として、SECRET RECIPEでは「ビタミンD3」を展開しています。
道下医師ビタミンD3を使う場合も、まず食事を基本に考えることが大切です。
サプリメントは健康的な生活の代わりではなく、あくまで補助的なもの。そこを理解したうえで、自分の生活に取り入れていくのがいいと思います。
まとめ:ビタミンDは「摂ればいい」ではなく「どう摂るか」
ビタミンDは、骨やカルシウム代謝などに関わる重要な栄養素です。一方で、サプリメントを多く摂ればよいというわけではありません。
食事、日常生活、運動などを含めて、自分自身の生活を見直す。それが予防医療の基本的な考え方といえるでしょう。
参考文献
- National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Vitamin D — Fact Sheet for Health Professionals.
- National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Vitamin and Mineral Supplement Fact Sheets.
※ビタミンDの必要量やサプリメントの適否は年齢、性別、食事内容、生活環境、健康状態などによって異なります。本記事は栄養に関する一般的な情報を紹介するものであり、個別の診断・治療・栄養指導を目的とするものではありません。
